足が遅いと運動音痴?
皆さんは、運動はお好きですか?
私は30歳でヨガインストラクターになったのですが、
26歳でホットヨガスタジオに通い始め、軽い運動を生活に取り入れるまで、
自分のことを「運動音痴」だと認識していました。
私は足が遅いです。走ることが不得意でした。
小学校の体育や運動会での徒競走はいつもタイムが悪く、いつも憂鬱でした。
しかし、私は大人になりヨガを実践し身体を動かすことに向き合った結果、
出来ないことへのフォローがなされない体育教育によって、
運動への劣等感が自分のアイデンティティーに植えつけられていたのだ、
とようやく気づくことができたのです。
学校現場での体育教育現場ではただ記録ばかりで、
早く走れない子に対して、「なぜ早く走れないのか」と指導しません。
私には、「なぜ自分は早く走れないのか」は明らかにはされず、
その課題をクリアする問題提起もなされませんでした。
しかも、私は水泳が得意だったので運動音痴ではないのにもかかわらず、
「全く運動ができない人間だ」と思い込んでいたのです。
体育の授業中、同級生の目の前で足が遅いことを突きつけられた経験は
幼い私に大きなインパクトを与えていました。
今から思うと、それは間違いだったと思います。
そして幼い頃にちゃんとあなたは運動音痴ではないよと教えてもらえていたら・・・と思いました。
今もかつての私のような足の遅い子が、体育や運動に苦手意識を持っているのではないかと思います。
私はそんな子たちが変な先入観なく気軽にいろんな運動を楽しめるように願ってやみません。
幼い時に教えてもらいかったこと
私は「全ての体育で専門的な指導をするべき」と訴えているのではありません。
ただ、幼い時に教えてもらえてたらよかったなと思うことが2つあります。
- 正しい歩き方走り方など、基本的な正しい動作の仕方
- 運動にはいろんな種類があること
基本的な動作の正しい仕方
歩く、走る、座る、投げる、蹴る、腕をあげる、下ろす、
などの基本的な動作の正しい動かし方を教えることの必要性を感じています。
なぜなら間違った身体の動かし方を身につけてしまうことがあるからです。
正しい歩き方、走り方を自然に身につけられる人はどれくらいいるのでしょうか。
それらを学ぶことは最終的に怪我の予防や美しい姿勢などに繋がります。
また、思った通りに身体を動かしコントロールすることは、非常に高い正確性を要する技術です。正確に身体を動かすことで身体の動きに無駄が無く、パフォーマンスを向上させることができます。
運動の種類
例えば私は
・足が遅いのに加えて、
・球技が不得意でした。
・ダンスも苦手でした。
でも、水泳や筋トレなどは苦することなく行うことができました。
注目すべきポイント例えば、
・道具を使う動きか?
・リズムを必要とする動きなのか?
・正しい足や腕の使い方は?
・個人種目か?団体か?
数多くある運動の中のある種目ができなかったとしても、
他の種目で得意な運動はきっとある。
ヨガはリズムを必要としないゆっくりとした動きで行います。
その代わりポーズには正確性が求められます。
一人でマイペースにポーズを深められるヨガは
早く走ることを不得手とする私を焦らせることはありませんでした。
私ののんびり屋や気質もヨガに合っていたのでしょう・・・
初めて私は「身体を動かすことの爽快さ、心地よさ」を感じることができたのです。
運動を好きになる方法とは
運動の好きになり方は人それぞれです。
私は自分が運動音痴ではないと知って、運動が大好きになりました。
得意でない種目も下手なりに楽しみたいと思うようになりました。
運動は「爽快で、心地よいもの」です。
辛いものでも嫌なものでもありません。
たとえ一つも種目が苦手だったとしても
いろんな種目を試すことを強くお勧めします。
あなたに合う運動種目がきっと見つかります。
子供の頃の私のように運動に苦手意識を持っている全ての方々に届くよう
これからも発信し運動を好きになってもらいたいです。
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